へっちゃらインプロード(即興道)の歩み出し

みなさま、ご機嫌麗しゅう!

 

お久しぶりの方も、はじめましての方も、お元気でしょうか?

 

僕はといえば、相も変わらず空元気です!

 

実はというか、お気づきの方もいらっしゃるかもですが、昨今のはやり病のみならず、僕自身が少し思うところがあって、しばらくインプロ*1から離れていました*2

 

が、なんの因果か、このところ、なんとなくのご縁が連なり、ゆるゆるとインプロに引き戻されるかのようなことが立て続けに起こり、それならばこの流れに乗ってみるのも一興かと最近は思い至るようになりました。

 

そんな感じなので、まだ現段階では水面下で暗中模索ではあるのですが、とりあえずはだいたい3つの企みが産声をあげんとしております。

 

1つは、主に役者の方に対してで*3、いわゆるインプロのパフォーマンスを追求するものです(役者としてのトレーニングという意味合いが強いですが、それだとモチベも保ちづらい人も多いでしょうから公演も視野に入れております)。

 

こちらは、とあるバリバリと舞台に立ちつつインプロもたしなむ御仁からお声がけをいただいているので、当面は彼の周りの役者の方に対してのものになりそうですが、場合によっては、それ以外でもパフォーマンスとしてのインプロで、けっこうな高みに行きたいと希望する方々に間口を広げるかもしれません。

(それだけのものを僕が提供できると彼には買い被られておりますが、化けの皮が剝がれない内に、僕としても養いたい実力ですので、精進していく所存です)

 

もう一つは、主に教育分野になると思いますが、インプロのアプライドの可能性を探ったり、ちょっと大きなことを言えば、業界のデファクトスタンダードを打ち立てる試みになる息吹を感じております。

 

こちらも以前に共著やら学会のシンポジウムやらイベントやらでお世話になった方々と協創していく心づもりでおります。

 

最後は、対人支援業務に携わる社会人の方*4に対して、インプロの楽しさを伝えつつ、実務でも役立つスキルなりマインドセットインプロの洋書でいうところの「second nature」)を獲得あるいは洗練してもらい、互いの在り方を高める場のようなものをつくっていく構想です。

 

こちらは僕がちょうど10年前(もうそんなに時間が経ったことに衝撃!?)に、初めてお代をいただいてワークショップを開催するきっかけをつくってくれた方と、『またそろそろやりたいね!やるならもっと遠くまで行きたいね(これは僕の願望が多分に含まれる)』ということになり、

まずはフィジビリでオンラインのワークショップから始めて、徐々にリアルの場でのワークショップ(+懇親会?)に移行し、最終的には緩いコミュニティみたいなものになっていけば、こんなに嬉しいことはありません。

 

またそれぞれについては、別の投稿で詳しく述べたり、進捗報告をさせていただくとして、これらにすべて共通して、僕がこだわりたいことは「誰かと一緒に楽しんでやる」ということです。

 

僕が感じてるインプロの素敵なところは「自分一人ではできないこと/いけないところに、誰かと一緒なら楽しみながらできる/いける可能性に溢れている」ということなので(あと一人だと怠けちゃってどんどん先延ばしにしちゃう…でももう先延ばしにできるほど人生も残っているのか怪しいし、そもそもダラダラ生きるよりもその果実を味わい尽くしたい主義)、せっかくやるならそこを大切にしていきたいなぁと思っています(今のところ)

 

blogに関しても、青年時代には文筆家に憧れていた(今もだけど)ので、これを機会にゴリゴリと書くことを習慣化して、自分なりの文体を見つけていきたいと思っています(この場合の、一緒に楽しくやる「誰か」は読者である貴方です!ぜひコメントや感想をどんな手段でもいいので、伝えていただいたら幸甚です)

 

かれこれ20年ぐらい(ブランクはありつつも)インプロというものに関わってきて、だいぶ感覚的なものが蓄積され、それを口頭で伝えたり、実演したりしてもらったりはある程度はしてきたつもりですが、そろそろそれを明文化して、文章で伝えるということにも挑戦してもいい頃合いかも知れません(と言いつつ音声での発信も考えていたりしますが)。

 

※ちなみに初めての文章で伝える試みはこちらにて「インプロが促す発達」という章を担当いたしました(すかさず宣伝)。

 

 

そんなわけで、今後はこれまで来た道を振り返り、時に初心を思い出しつつ、まだ見ぬ未踏の地に向けて、あっちにフラフラ、こっちにヨロヨロと道草を頬張りながら、風の向くまま気の向くままに歩みを進めていこうかなと思います。

 

その道すがら、もしも貴方と僕の歩んでいる道が交錯したあかつきには、お互いに実りある時間を共に紡ぎ出していけたらCouldn't be  betterです(使い方あってる?)

 

これを読んで「ちょっとなんか一緒にやれそうなことがあるかも?」とか、それでなくても「なにこれどういうこと?」っていうことや「そんなことより、聞いてくれよ…」みたいなことでも良いんで、少しでも引っかかりを感じたら、お気軽にまたご連絡いただいて、ご縁を繋ぎ直せたらこれ幸いです😊

 

 

*1:が何か分からない方は、おいおいこのブログで綴っていきますのでお待ちあれ

*2:この辺の理由についてもいつか触れるかもしれません

*3:広い意味で表現者も含まれます

*4:想定ではコーチングやファシリテーションに携わっている人やそれに類するBeingに関心がある人達ですが、特にそれに限るものではありません